2012全国鳴砂ネットワークIN琴ヶ浜の報告
平成24年度の全国鳴砂ネットワークの総会およびサミットが、去る10月13日・14日、島根県大田市仁摩町で開催されました。
1日目は、琴ヶ浜の視察、鞆ヶ浦見学、仁摩サンドミュージアム見学、鳴砂ネットワーク総会、加藤登紀子トークショー、情報交換交流会が行われました。
琴ヶ浜の鳴砂は、細かく、ふわふわの手触りで気持ち良い砂でした。
よく乾いているところは、もちろんよく鳴きました、また、少し湿っているところもよく鳴きました。
一週間前に漂着物清掃をされたそうで、大変きれいでした。
鞆ヶ浦港には、今も船の繋留に使われていた「鼻ぐり岩」が見られます。
琴ヶ浜の馬路地区です。
国道9号線沿いに、ガラス張りのピラミット型の外観が大変よく目立ちます。
高さ5mの世界最大の1年計砂時計が1tの砂を落とし時を刻んでいます。
北海道室蘭市イタンキ浜鳴り砂を守る会ほか、8団体が集まりました。
鳴砂ネットワークの情報交換交流懇親会の場です。
2日目のサミットでは、鳥取環境大学環境学部環境学科の松村治夫教授による「ごみと海のかかわり~本学における海ゴミ研究の紹介~」の環境講演が行われました。東日本大震災の漂流ゴミの移動経路を発信機が入った模擬ゴミを放流し調査するなど、沢山の調査報告を聞くことができました。「ごみを出すのは人間だけ、いつかはごみになるものに取り囲まれている、生活の見直し、ゴミを燃料に」など、メッセージが伝えられました。
続いて、各地域の鳴り砂の浜の現状報告が行われました。
京都府の琴引浜からは、山陰海岸ジオパーク世界認定を受けて、浜のガイドに力を入れ、地域ぐるみで取り組んでいる報告がありました。
サミット宣言では、サミット開催地の島根県大田市立仁摩小学校6年 川本さんと松原さんが
立派に宣言されました。
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2012年10月19日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:ネットワークからのお知らせ
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