漂着物アレコレ
この漂着物は何? ご存知ですか。 アップにすると↓↓
これは、白樺の樹皮です。 さて、これを何に使っているのでしょうか?
答えは、網漁の浮きです。中国東北部、北朝鮮、ロシアなど北方の地域で作られ使用されているようですが、現在も使用されているのか、詳しくは分かりません。でも、沢山見つかるので現在も使用されているのではないでしょうか。
しかも!よく見ると結構きれいな白樺樹皮も拾えるので、アレンジ次第では・・・
白樺樹皮のリーフフックや白樺樹皮の容器(コースターセット)に変身(^^) ☆☆☆
続いて、この漂着物は・・・
そうです!漂着した流木ですよね~。ですが・・・この穴は、何が空けたものでしょうか?
海岸で見つかる流木には、よく穴があいています。この穴は、フナクイムシ(船喰虫・フナクイムシ科に属する二枚貝類の総称)があけたもの。ムシとついているが実際は貝の仲間です。
ミミズ状の姿をしているフナクイムシですが、二枚の貝殻が体の前面にあります。貝殻は木に穴を空けるために使われ、海中の木材を食べて生活しています。体内の特殊な器官内に共生するバクテリアの分泌する酵素によって、木のセルロースを消化することが出来るよう。
この時期、北西の北風と荒波によって沢山の漂流物が海岸沿いに漂着します。石油製品の困った漂着ゴミが目につきます。故意に川や海にゴミを捨てる人は少ないと思いますが、家の周りのゴミ、道路沿いのゴミなどが、雨や風で流され海に流れ込んでいるものが多いと思われます。一人一人の心がけで石油製品のゴミは少しは減るのではないでしょうか?
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2017年2月22日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:写真集~琴引浜だより~
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