ウミガメ日記
琴引浜にこの時期、衰退したウミガメが打ちあがることがあります。
過去を振り返ると、
2004年1月11日、オサガメ漂着(甲長116cmの雌の子ガメ、死亡漂着)現在は、骨格標本として当館で常設展示している。
2012年1月26日、アカウミガメ漂着(甲長15cm、衰弱しているため、温めて様子を見る)2日後、須磨水族園へ届ける。
2012年3月13日、アオウミガメ漂着(甲長30cm、暖かい所では、手足をバタつかせるほど元気)須磨水族園へ届ける。
2013年1月18日、アカウミガメ漂着(甲長約10cm、死亡漂着)詳細はこちら
2013年1月24日、オサガメ漂着(衰弱)その日のうちに須磨水族園のスタッフが連れて帰ったが、息絶えてしまった。現在、はく製となって当館にて常設展示中。
2014年2月13日、アカウミガメ漂着(全長15cm、幅10cm、体重220g、衰弱)日本ウミガメ協議会の指導の下、当館にて、140日間の緊急保護。7月2日、琴引浜沖に放流。
2014年3月11日、アオウミガメ漂着(甲長28cm、衰弱)1日保護するが死亡、須磨水族園へ届ける。
2014年3月22日、アカウミガメ漂着(衰弱していたが時折声を出していた、前右脚はサメに食べられたのか無かった)須磨水族園へ。
2015年2月3日、アカウミガメ漂着(甲長13cm、幅12cm、体重440グラム、前年に引き続き衰退した子ガメが漂着)172日間緊急保護と世話を行い、7月琴引浜沖へ放流した。
ここ2、3年琴引浜へウミガメの漂着はありません。
子ガメは海上を遊泳しエサを捕食して大きくなっていきます。大時化になるとウミガメの子ガメが打ちあがることがあります。
ウミガメの生存率は低く、1000匹に1匹の割合で大人になれるとも言われています。厳しい自然界で生き抜く姿に心打たれます。
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2018年1月22日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:写真集~琴引浜だより~
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