講演会「京丹後市の花 トウテイランの魅力を探る」へのご参加有難うございました!
9月16日午後1時30分から、21名の参加のもと、当館研修室にて講演会「京丹後市の花 トウテイランの魅力を探る」を開催いたしました。講師は京都府立大学生命環境科学研究科の 大迫敬義 先生 にお願いいたしました。
大迫先生からは、トウテイランの生態学的・遺伝学的な見地からの説明、保護に関するいくつかの提言をいただきました。なかでも先生の研究により、隠岐(島根県)、由梨浜(鳥取県)、久美浜の各集団はそれぞれ遺伝学的に違いが見られ、久美浜集団にいたっては葛野から浜詰までの1.5キロ内でも少しずつ異なっていることが明らかになったということへの関心が集まりました。 参加者からの質問では、自生地直近の浜詰地区に産地の明らかでない株の植栽の是非に関するもの、琴引浜の個体の遺伝的な違いに関するものが複数あり、さらに、琴引浜のトウテイランの遺伝学的な調査研究を直ぐにやってほしいという意見もありました。
参加者は少なめでしたが、みなさんトウテイランに対する関心が非常に高く、質疑応答でも活発な意見が飛び交い、有意義な講演会となりました。
大迫先生をはじめご参加いただきました皆さま、本当にお疲れ様でした。有難うございました!
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2012年9月19日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:文化館からのお知らせ
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