京丹後でジオガイド研修(城島)
先月に続き、京丹後でジオガイド研修。
今月は丹後町間人(たいざ)、“城島”で実施されました。
間人、“たいざ”と読みます。「間人ガニ」で有名です。
聖徳太子の母“間人(はしうど)皇后”が、争乱を避け身を
寄せた地として有名で、この地を去る(退座)とき、名
を残したことに由来する地名と伝えられている。
城島近くに「御所の坪」と呼ばれる住まいがあったとも
いわれ、古い井戸跡も残っている。
陸続きのように見えるが、“島”。
橋を渡ったところにある「説明パネル」。
水天宮の神社もあり、海の安全を祈願したしたそう。
さて、一行はこの辺りから「探検隊」に変身。
「怪しい岩肌」を発見。
少し判りづらいですが、二つの岩層の境に炎の揺らめき
のような文様が見られます。「火炎状構造」。
地層の傾斜や動きなどが判定出来るそう。
この島で見られる大きな「ドーム構造」の断面。
案内して下さるのは先月に続いて小滝篤夫先生。
周辺には到る所に大小の「ドーム構造」が見られる。
10万年以上前、この辺りでどのような地殻変動があったの
かが予測できる。
この岩肌にある綺麗な丸い穴は何だと思います。
これ「穿孔貝」という二枚貝が開けた穴だそうです。
話を聞いて“ビックリ”。
その貝は今もいるそうですが、これは古い時代の物。
近くに「間人小学校」がある。
校舎裏手の岩場には珍しい“海水プール”があります。
ジオパークの“名所”になりませんでしょうか。
来月は、お待たせしました≪立岩≫周辺を探索します。
ご期待下さい。
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2018年6月29日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:文化館からのお知らせ
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