「鳴き砂サミット」開催
今年で20回目となる「2015全国鳴り砂サミットinあおや」が
鳥取県青谷町の総合支所において9月12、13日の両日にわたって
開催されました。
全国の鳴砂保護団体、自治体関係者が年に一度集い、開催される交流事業
です。初日には各団体代表者による総会が開催されました。
総会後は現地視察。昨年より山陰海岸ジオパークエリアも西に延伸され、
この青谷浜も含まれるようになりました。
波による海岸浸食が著しく、近年砂浜が痩せてきたのが心配だそうです。
当日はスッキリとしない天候でしたが、砂は良く鳴きました。
背後の急斜面が浸食された状況をよく現わしてます。
翌日(13日)、実行委員会々長 房安光晄氏による開会挨拶でサミット
がスタートしました。
会場には多くの関係者、住民らが詰めかけ、熱気に包まれました。
基調講演を行ったのは、鳥取環境大学准教授 新名阿津子氏。
「山陰海岸塩パークにおける鳴り砂の魅力」とのテーマで、ジオの
不思議や魅力について興味深いお話を聞かせてくれました。
また、地元青谷小学校5年生による寸劇や、研究発表も行われ、
環境保護や地域の取り組みなどを上手に伝え、聴衆を唸らせました。
サミット終了後は、実行委員会の案内で鳥取砂丘を訪れ、雄大な景観
を堪能することもできました。
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2015年9月19日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:文化館からのお知らせ
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