「琴引浜を詠む句会」開催
昭和5年春、琴引浜を訪れた与謝野晶子、寛(鉄幹)夫妻です。
当時と変わらぬ景色の中に身を置き、和歌ではなく、俳句を
詠んで頂こうという企画。
浜に降り立ちまず一句。
例年、春に開催していますが、今年は少し荒々しい表情
を見せ始めた秋の琴引浜が「お題」です。
琴引浜の露天温泉。源泉かけ流しの贅沢なお風呂ですが、
「水着着用」が原則。そこのところは「ゴメンナサイ」。
浜辺で見つけた小さな貝を手に「これ微小貝?」と尋ね
られましたが残念ながら・・・
でも、嬉しそうな表情が印象的でした。
浜辺の散策を終え、句会の会場に戻ると、すぐに専用用紙
に句を書き入れます(投句)。一人三句を投じます。
投句が終われば昼食です。お馴染みの「バラ寿司!!」。
ですが、今回は初参加の方が多かったので、地元の郷土料理
なんですが「久しぶり」と言う方も多かったようです。
昼食が終われば選句(投じられたすべての句に目を通し
吟味)の作業に入ります。
すべての作品に目を通し、記名投票のような形式にて選考します。
少し風は冷たかったですが、絶好の吟行日和になりました。
行く秋の 琴引浜の 一会かな
この日の特選句です。
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2016年10月30日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:文化館からのお知らせ
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