「山陰海岸の植物展」開催
もうすぐ京丹後市の「市花」トウテイランが咲き始めます。
日本固有の海浜植物で、自生地も数か所の絶滅危惧種です。
文化館では保護、調査研究を目的に試験栽培をしています。
丹後から鳥取砂丘までの山陰海岸国立公園には夫々の環境に応じて
様々な植物が生育しています。
トウテイランをはじめ、そんな珍しい海浜植物の現状を紹介する
「山陰海岸の植物展」を16日より開催しています。
このパネル展は「兵庫県立人と自然の博物館」の協力を得て
共催事業として開催しています。
夫々のパネルはテーマ毎に解りやすく解説がしてあり、
興味深い内容となっています。
琴引浜を代表する海浜植物はトウテイランだけではありません。
イソスミレやハマハタザオのきれいな写真の展示もあり、
まさに会場に“花を添えて”います。
植物だけではなく、琴引浜と関わりのある昆虫も。
スナビキソウに群れるアサギマダラ(旅をする蝶)。
絶滅危惧種のイソコモリグモなど。
「山陰海岸の植物展」は7月20日(水)まで開催しています。
この機会にぜひご覧ください。
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2016年6月18日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:文化館からのお知らせ
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