鳴き砂文化館のご案内
琴引浜鳴き砂文化館は、(財)日本ナショナルトラストが整備を進めている全国6番目のヘリテイジセンターとして建設されたもので、おそらく、世界で初めての鳴き砂をテーマにした体験学習施設です。内部の展示は、住民の皆さんが協力して手作りで仕上げたもので、木造の建物といっしょにほのぼのとしたあたたかさが感じられます。
設計は、和風建築の第一人者である吉田桂二氏によるものです。
鳴き砂体験コーナー

鳴き砂の体験は、琴引浜でしていただくのが一番ですが、雨で砂が湿っていると鳴きません。しかし、文化館ではいつでも鳴き砂を体験することができますし、浜辺ではできない珍しい装置を使った鳴き砂も体験できます。
カエルのゆりかご

この「カエルのゆりかご」の容器には、よく洗ったきれいな鳴き砂と水が入れてあり、水中で鳴く砂を体験できます。鳴き砂は、普通は乾燥していないと鳴きませんが、大変きれいに保たれていれば、水の中でも鳴くことができます。日本では自然の状態で水中で鳴く砂は失われてしまいましたが、オーストラリアのタスマニア島のフレンドリービーチやタイのビーチでは、水中でも鳴く砂が確認されています。
ブーミングサンドの音実験装置

ブーミングサンドとは、外国の砂漠にある鳴き砂のことで、砂漠にある砂山の斜面を砂が滑り落ちることにより「ブーン」という音が発生します。このは、筒の中の鳴き砂が下にある小さな穴から流れ出すという単純な装置ですが、砂が流れ出すと「ブーン」というブーミングサンドそっくりの音がします。
世界の鳴き砂・日本の鳴き砂コーナー
クフ王のピラミッドから出土した鳴き砂
漂着物コーナー
顕微鏡・マイクロスコープ
ラウンジと集会室
メニュー
琴引浜鳴き砂文化館の所在地
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