設立20周年を迎えた琴引浜の鳴り砂を守る会

琴引浜の鳴り砂を守る会 会長 松尾庸介氏より

s-松尾庸介会長

 

 

 

 

 

 

琴引浜の鳴り砂を守る会が発足して20年の節目を迎えることが出来ました。三輪茂雄先生、(財)日本ナショナルトラストを始め多くの方々の力を頂き、お陰さまで昨年2007年には、琴引浜が天然記念物及び名勝の国指定を受けました。有り余る名誉と喜びで一杯です。関係を持つ者として、自然を大切に、自然と共に生きる気持ちを新しくしています。

思い返してみますと、あの喧しい三輪先生にお出会いしていなかったら、今日指定の喜びはなかった、自然環境に関心を深めるという社会の働きから取り残されていたであろうと思います。「鳴砂は琴引浜に守られています 人の手では作られないものです 人の手で作れないものは守る価値があります 私達は自然と一緒 自然そのものの一構成員です 早く立ち上がりなさい 浜辺を守る運動を始めなさい」 と諭し促して下さった先生からの大恩です。三輪茂雄先生、真に有難うございました。

会の歩みの上で出会った数多くの中、平成9年ロシア籍のタンカー「ナホトカ号」からの重油流出と海岸漂着のこと。この漂着油の除去に力を出して下さったボランティアの皆さんにお礼を申し上げます。村人の力、地元住民の力だけでは「どうにもなるまい」「琴引浜を蘇らせよう」と大勢の人達に来て頂きました。真冬のことで、寒風の吹き荒ぶ中を毎日毎日次々と油とり作業をして頂きました。お陰様で春風の吹く頃には美しい琴引浜の姿になりました。

ボランティアに参加する重要性、ボランティアの人々が「ご苦労さん」と声を掛け合う美しさを私達は学ぶことが出来ました。

琴引浜は“私たちの宝物”との誤認から、「琴引浜はこれ程に大勢の人達に心配を頂戴する浜だったのか」と改めて考えさせていただきました。「琴引浜はみんなの宝物」と考えも新たにしています。

守る会の20年の歩みの報告をするにあたって多くの先生方、東山高校地学部の方々等、書き止められぬ大勢の方々のご厚意に「ありがとう」を申し上げます・

そして「かけがえのない自然に感謝するこころを育てながら生きていこう」と大きなことを皆さんにお願いして、ごあいさつに致します。

 

2008年3月20日

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琴引浜鳴き砂文化館の所在地

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京都府京丹後市網野町掛津1250番地
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